夏の風物詩 花火、手ぬぐい、うちわ、浴衣、下駄

日本には四季があるとよくいいますが、冬のあいだは忘れていて、春が終わるころになると手にしているのが「うちわ」です。

とはいえクーラーのきいた電車の中やレストラン、家に帰ってもつめたく冷やした部屋の中にいるわけですから、夏の前からうちわを準備する几帳面な人はいないでしょう。

それほどまでにうちわというのは、私たちの暮らしの中で縁遠いものになってしまったのでしょうか。

ところがそうとまでは言い切れない現象を、けっこう街の中のあちらこちらで見かけることができます。

それはやや厚手の紙1枚でできている、広告用のうちわを、道行く人が手にしている光景です。

紙のうちわにはポッコリ穴が開いていて、そこに親指を突っ込んで扇げば風が起こせるというヤツです。

もちろん広告用ですから絵柄はハデでインパクト重視~。

電車の中で涼しそうに扇いでいる姿をよく見かけるようになりました。

なぜ夏の前からこの紙のうちわが街中に登場するかというと、広告用だからです。

うちわに印刷してあるキャッチフレーズや日付けは、たいがい1週間~2週間後のイベント案内だったり、商品発売告知だったりします。

夏の風物詩といえば、花火、手ぬぐい、うちわ、浴衣、下駄などを連想しますが、いまどきは花火大会に出かける女の子の集団やカップルくらいしか身につけない伝統品になりました。

それにしても広告用に考えられた1枚ものの紙うちわは、よくできた代物です。

うちわに印刷した広告なら、捨てられる確率は少ないし、扇いでもらえれば一目にもつくというスグレモノです。

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